2024年10月更新

WordPressのカスタマイズでは ”コードをfunctions.phpに追加” する場面がたびたび出てきます。
しかしfunctions.phpは一か所でもエラーになるとサイト全体に影響を及ぼしてしまう重要なファイルです。
そこで、プラグイン『Code Snippets』を使用し、便利なコードを不安なく追加しましょう。
functions.phpに書き込む代わりに『Code Snippets』無料版を使用する方法を解説します。
プラグインのインストール
プラグインの新規追加画面で『Code Snippets』と検索し、
今すぐインストールをクリック。
インストールが済むと現れる有効化ボタンをクリックします。

スニペット作成
新規スニペット作成
左側メニューに スニペット が追加されます。
新規追加をクリックします。

新規追加画面
[ここにタイトルを入力]部分に『◯◯◯用』等、わかりやすい名称を入力します。
ここで設定したタイトルはスニペット一覧画面で表示される名前なので、内容がわかりやすいような名称をつけます。日本語OK。

コード
ファンクションPHP タブをクリック。
エリアにコードを入力します。
※スタイル CSS・スクリプト JS タブはプロ版のみ選択できます。

サイト内の全範囲で実行 のラジオボタンをクリック。
※サイトの見た目にだけ関係するコードならフロントエンドのみで実行でもOKです。
優先順位
実行の優先を指定します。そのままでもOKです。
説明
管理用のメモ。コードの詳細や注意点、申し送りなどを記入します。書かなくてもOK。
タグ
管理用のタグ。書かなくてもOK。

入力が終わったら 変更を保存して有効化 ボタンをクリック。
確認
左側メニューのすべてのスニペット をクリック。
スニペット一覧 タブをクリック。作成したスニペットがあるか確認しましょう。
左側のトグルボタンで動作のON/OFFをします。
カラーがON、グレーがOFFです。
※コードにエラーがあるとONにできません。

エラーがある場合
エラーがあるとスニペットが有効になりません。
トグルボタンでONにできないスニペットの編集をクリックし、エラーを修正します。

エラーの表示の例です。
タイトルの左に赤い線がつき、タイトルの上にはエラー内容が表示されています。
コードのエラー部分に赤いマークが付きます。(赤いマークがつかない場合もあります)

テキストエディターなどでエラーを調査し、修正したら下部の 変更を保存して有効化 ボタンををクリックします。
タイトル左の赤い線が緑の線に変わり、タイトルの上の内容が「スニペットが更新され、有効になりました」に変われば、エラーが解消され有効化できます。

functions.phpにエラーがあると、ホームページは真っ白で何も表示されない事故になることも。
Code Snippetsを使用すればシステムへの影響がないので、安心してエラー解消に尽力できます。
完成
functions.phpにコードを追加しているとどんどん長くなってしまい、修正や追加が大変ですが
Code Snippetsのスニペットにコードを一つずつ追加していけば、管理しやすくなります。
子テーマを作りたくない方にもおすすめのプラグインです。
以上でCode Snippetsの解説は終了です。おつかれさまでした。
CONTACT
専門知識や独自ノウハウを持つ
株式会社フリーラジカルに
まとめてお任せください